朝来市シティプロモーション戦略の策定
DATA
場所 | : | 兵庫県朝来市 |
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期間 | : | 2014年-2015年 |
発注 | : | 朝来市 |
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外向きの差別化よりも、内向きの主体化を目指したシティプロモーションを
兵庫県朝来市は、雲海の城・竹田城が有名なまちです。雲海の写真がネットで話題になり、全国から観光客が押し寄せるようになりました。でも、「暮らしたくなるまち」の魅力を知ってもらうためには、まずはそこで暮らす人々が自分のまちの魅力を感じ、誇りに思っていることが大切です。日本の多くのシティプロモーションは観光客をメインターゲットにしていますが、人づくりを昔から大切にしてきた朝来市には暮らす人をメインターゲットにした戦略が合っています。そこで、まちに対する愛着や誇り、自負心である「シビックプライド」の醸成を目指した戦略を策定しました。
生活者の感覚を大切にしたキャッチフレーズ・ロゴづくり
市民一人ひとりの心に届ける戦略とするため、朝来市内の若手キーパーソンで構成される「朝来市シティプロモーション推進会議」、庁内若手職員による「朝来市シティプロモーション戦略推進職員プロジェクトチーム」をワークショップ形式で何度も行いました。
特にキャッチフレーズとロゴの検討には、デザインから受ける印象などを入念に確認し、まちからのメッセージ性と市民の受け取り安さのバランスを大切にして決定していきました。
このキャッチフレーズ・ロゴは、まちから市民へ「あなたもまちづくりに参加して、まちの未来を一緒につくりませんか」というメッセージを発信する広報物等で活用しています。