株式会社ワイキューブラボ
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川口ヒュッゲ

私たちのオフィスは「川口お旅所」という水辺の元倉庫で、事務所だけでなく住まいでもあり、コミュニティスペースとしても活用できる空間です。
ここをさまざまな人が集い、語らう場として活用していく実験が「川口ヒュッゲ」。
私たちの周囲にいる魅力的な人々を巻き込みながら、「まちにこんな場があったらいいな」を模索しています。

Background 背景

気軽な「遊び」とか「学び」とか「出会い」が、もっとまちにあればいいのに。

川口お旅所には、ワイキューブラボのスタッフ3人のほか、サポートメンバーや外部ブレーンなども立ち寄って、仕事をするやらおしゃべりをするやら、一緒におやつを食べるやら、自由に過ごしています。
毎日のなかに、思いがけない出会いがあったり、知的好奇心が刺激されたり、おいしいものに出会ったりすると、ちょっと幸せになりますよね。そんな幸せを大切にしたくて、まちとの距離が近いオフィスを楽しんでいる私たちです。

Idea アイデア

一挙両得、三得のお楽しみがある場をつくってみよう。

そんな中、仕事を持ちながら家事や育児もこなさなければならないお母さんたちとコミュニケーションしているときに浮かんだアイデアは、「小さな子どもがいても学びの場に参加できて、そこでおいしい食事や会話が楽しめる、一挙両得いや三得、四得の場」。それはあわただしく過ぎていく日々を、今よりちょっと充実して生きるためのしかけ。私たちの仕事の本当のゴールである「多くの市民がいきいきと過ごせる状況づくり」をめざすためにも、まずは自分たちの周囲にいる魅力的な人を巻き込みながら、「ほしい場」を形にしてみることから始めようと思ったのです。

Action アクション

子連れOK、近所の寄り合いのような「川口ヒュッゲ」。

私たちのそんな思いは、「川口ヒュッゲ」と銘打たれたイベントとなり、2018年2月に第1回目がテスト的に行われました。「ヒュッゲ」とは、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、あたたかで居心地のよい時間や空間」を表します。サポートメンバーの廣井さんが2階のキッチンで手料理を用意してくれ、子どもも大人も1~2階を自由に行き来できるようにしました。

この日集まった参加者は、赤ちゃんや子どもを含む総勢14名。トークゲストは、水辺のイベントにふさわしく、イギリスのナローボート(レンタル観光船)の研究者である秋山岳志さんです。また新しい試みとして、最近注目を浴びる「グラフィックレコーダー」を体験してもらうべく、外崎佑美さんもお招きし、トークの内容をホワイトボードシートに片っ端から絵で可視化していただきました。

「川口ヒュッゲ」は私たちにとっても場づくりの実験。「観光」や「子育て支援」や「生涯学習支援」といった、縦割りのカテゴライズではおさまりきらない、さまざまな人やニーズがミックスされた状況を楽しみながら、今後もトライしたいコンテンツを模索していきたいと思っています。